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肩の動き 背後

背後においての肩関節の特徴はなんといっても肩甲骨の再現にあります。

これまで肩甲骨を再現するようなオブジェクトはあまり見かけられなかったと思います。
当然のことなのですが、肩甲骨は単独で動くものではなく、腕の動きに応じて受動的に動くものであるためだと思います。
それは、つまり肩甲骨を単独で動かしてみても、実際の動画では妙な違和感がつきまとってしまうからだと思います。

このボーンシステムでは肩および上腕骨の動きに対応して肩甲骨のボーンが動くように設計してあります。したがって、現実そのものに忠実とはいきませんが、それでもルールに従って連動して動いているため、結果として違和感無く動く、そのような肩甲骨を再現することに成功しました。

また、後姿で気になるものとして腕を下ろしたときにできる腋の下のシワの位置も重要だと私は思っております。
動画用のオブジェクトではその多くがシワの位置がかなり高いところにあります。3D的には当然のことなのですが、これだと後姿が美しくありません。

この問題点を腋の下の大円筋(広背筋)を再現することにより修正してあります。同様の理由から、腕を前に出した際の腋の下の移動もシュミレートしております。